芸能人みたいに、きれいなおわん型のバストになるにはどうしたらいいのかと思っている人は、まずバストが大きくなる仕組みやバストアップブラについて知っておきましょう。

なぜ、バストが大きくなるの?


引用:http://www.ota-hosp.or.jp/department/cardiovascular/

欧米人に比べて日本人のバストは柔らかくてふわふわしています。それは、日本人の胸の90%が脂肪で出来ているからです。

残りの10%は乳腺で出来ており、この乳腺の働きによってバストを大きくすることができるのです。

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンというホルモンがあります。

これは、思春期以降に卵巣が発達し、女性ホルモンが多量に分泌されます。

乳腺は、エストロゲンの働きで増えていき、プロゲステロンの働きにより発達します。

思春期の時に、乳腺を発達させて、周りに脂肪を付ければバストが大きくなるのです。

また、脳の下垂体から分泌されるプロラクチンというホルモンが乳腺を刺激し、バストが大きくなることで知られています。

普通は、女性ホルモンがプロラクチンの分泌を抑えていますが、赤ちゃんが母乳を飲むと、おっぱいを吸うことで乳首が刺激され、プロラクチンは分泌されます。

プロラクチンが活性化すると、バストが大きくなります。胸を揉んで、刺激したから大きくなるものではありません。

プロラクチンのサプリが売られていますが、取りすぎは高プロラクチン血症や、プロラクチノーマになる恐れがあるので注意しましょう。

このように女性のバストは大きくなるのです。

バストアップブラはどうしてバストアップ出来るの?


引用:http://top-volley.net/2016/05/02/%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B/

バストは、起きているときは重力で下へ垂れていき、寝ているときは横に広がります。そのため、きれいなバストを保つためには脂肪が流れないようにしなければいけません。

普通のブラだとしっかり固定していないので、脇や背中の脂肪が流れてしまいます。

脇や背中の脂肪は、ある程度脂肪がついている人なら2カップ分の脂肪があると言われています。

バストアップブラは、この画像にあるように脇や背中のぜい肉を強制的にカップの中に移動させ、アンダーバストのあたりのぜい肉もリフトアップさせます。

もし、普通のブラジャーをつけていると、いつの間にか脂肪が背中や脇の方にばかりついてしまう恐れがあります。

バストアップブラは、貧乳の人でも谷間が出来るほどバストアップすることができます。

バストアップブラを選ぶポイント

自分に合ったバストアップブラを選ぶポイントを見てみましょう。

◆バストの正しい測り方


引用:http://bradelis-maria.net/entry5.html

バストアップブラの効果を実感するには、自分に合ったブラを選ばなければなりません。そのために、バストを正しく測りましょう。

立ったままで測ると、重力でバストが垂れてしまい、正しい数値が出なくなります。

90度お辞儀した状態で、背中からメジャーをトップの乳首の部分に回します。

鏡を見て、メジャーが曲がっていないか確認してバストトップを測ります。

ただ、離れ乳や垂れ乳の人は、自分に一番合ったブラをつけます。

まっすぐに立った状態で、メジャーを後ろからトップに回します。

メジャーが曲がっていないか確認します。

ブラの上からトップを測定します。

次に、アンダーバストを測りましょう。

鏡の前で、まっすぐに立ち、メジャーを後ろから回し、バストのふくらみのギリギリ下の部分に回します。

メジャーが曲がっていないか確認して、メジャーが重なっている所のアンダーバストの数値を測ります。

トップバストとアンダーバストの差が、カップの数値です。

Aカップ10㎝、Bカップ12,5cm、Cカップ15cm、と2,5cmずつ上がっていきます。

◆自分の肌に合った素材のバストアップブラを選ぶ

引用:http://z-102.com/

乾性肌の人やアトピー体質の人は、合繊よりも綿や絹などの天然素材の物を選ぶといいでしょう。

バストをリフトアップしたり、背中や脇から前へぜい肉を移動するようなストレッチ素材で出来ているので、それがあまりにも締め付けすぎて苦しいものは、血行を悪くする恐れがあるので避けた方がいいかもしれません。

夜もゆっくり寝られるような素材の物を選びましょう。

◆口コミを確認してみる

口コミを見ると、参考になります。

バストアップブラを購入してつけてみた人の口コミなので、それを見て参考にしましょう。

通販で買う場合は、実際と違うことがあるので口コミは参考になります。

店に行って、店員に尋ねるのもいいですが、店員の方があまり知らない人もいるので、当てにならないことがあります。

◆正しいつけ方をする。

引用:http://www.izumo-net.ne.jp/~instyle/contents/buraerabi2.htm

少し、前かがみで付けるとバストが前に出ている状態なので、きちんとつけることができます。

背中、脇のぜい肉を前に持ってきてカップの中に入れ込みましょう。

アンダーバストの下のぜい肉を持ち上げて、カップの中に入れましょう。

バストのトップと喉ぼとけが正三角形になるようにつけることが理想的なブラのつけ方です。

バストアップブラで効果が出ない場合はなぜか


引用:http://matsunosuke.jp/mynumber-demerit/

バストアップブラのサイズが、自分に合っていない場合は効果が半減してしまいます。

バストアップブラは、色々な種類があり粗悪品もあるのでよく見て選びましょう。

バストアップブラの効果をすぐに期待するのではなくて、つけ続けることによって効果が出てきます。

バストアップブラをきちんとつけているのに、効果が出ない場合は生活習慣の原因が考えられるかもしれません。

バストアップのためには、生活習慣も整えましょう。

睡眠がバストアップに大切


引用:http://xn--y8jua3c5i8gymm762a94l.biz/?p=25

バストアップと睡眠は密接な関係を持っています。

22時から2時くらいにノンレム睡眠に入ると一番成長ホルモンがよく出ます。

成長ホルモンは、バストアップとかかわりのある乳腺のラクトゲン受容体に働きかけ、ハリのあるバストになります。

睡眠不足や夜更かしは、肌にもバストアップのためにも良くない習慣です。

22時が早すぎると思う人は、せめて24時くらいには寝るように心がけるとバストアップに効果的です。

バストアップ効果がある食品とダメな食品

引用:http://www.supkomi.com/whatsnew/03-20150512-3.html

バストアップに効果的なものは、大豆に含まれるイソフラボンです。イソフラボンは、身体に入り腸で分解されて、アグリコンになって吸収されます。

そのアグリコンは、女性ホルモンのエストロゲンと化学構造が似ていて、女性ホルモンに似た働きをします。

アグリコンとして摂れるイソフラボンは、味噌が代表的なものです。

豆腐や味噌汁、味噌和えなどの大豆イソフラボンの食品を摂るように心がけましょう。

豆乳は、1日1杯で、大豆イソフラボンを摂ることが出来るので、手軽で効果的な摂取方法でしょう。

バストアップにダメな食品として挙げられているのが、コーヒーです。

コーヒー好きには、ちょっと辛い話しです。

コーヒーは、海外での実験結果によると、コーヒーを3杯以上飲む女性は、胸が小さくなるそうです。

その理由は、コーヒーに含まれるカフェインです。

カフェインは、自律神経に作用して、ホルモンバランスを崩してしまいます。

そして、女性ホルモンがうまく分泌しなくなり、バストが小さくなるということです。

カフェインは血管を収縮させるので、血流が悪くなり、リンパの流れも阻害し、身体を冷やします。

すると、子宮や卵巣の臓器の働きが悪くなり、女性ホルモンの働きも悪くなります。

コーヒーは、一日3杯までにするといいとされています。

コーヒー以外にもカフェインが多いものとして、

緑茶があげられます。

これも飲みすぎると、カフェインを摂りすぎることになります。

番茶やほうじ茶はノンカフェインです。

休む前に入浴しましょう

寝る1時間前くらいに入浴することは、バストアップに効果的です。

入浴することによって、血行が良くなり、リンパの流れも良くなるので子宮や卵巣などの内臓や器官の働きが良くなります。

すると、自律神経の働きも良くなり、女性ホルモンが活発に分泌され、バストアップにつながります。

ゆっくりとお風呂につかると、ストレスも軽減され、リラックス効果があります。

それは、ぐっすり眠れる睡眠導入剤となります。

お風呂で、乳腺のマッサージをすることも効果的です。

クーパー靭帯が切れると、ハリがあるバストを保つことが出来ないので強く揉まないように気を付けましょう。

バストアップブラは、正しいつけ方で自分に合ったものをしていれば、ほぼ効果がありますが、生活習慣が乱れていると、効果が薄れます。

早く寝るようにし、安眠できる工夫をしましょう。

大豆イソフラボンの入った食品を摂るように心がけ、コーヒーなどのカフェインが入ったものは少なくしましょう。

入浴して、身体を温め、女性ホルモンを活発にし、リラックスして一日のストレスを軽減しましょう。

生活習慣を見直し、バストアップブラをつけると、よりバストアップ効果があると期待できます。