汗をかくと、気になってくるのが「あせも」ですよね。
このあせも、胸にできてしまう事もあるんです・・。
今回は、胸にできるあせもの原因や対処法について、ご紹介させて頂きたいと思います♪
あせもはどうしてできる?
あせもは小さな子供にできることが多く、大人になるとできにくいのかな・・なんて思ってしまいがちですが、実は大人の方でもできてしまう事はあるんです。
では、どうしてあせもはできてしまうのでしょうか?
まずは、あせもができる原因について、見ていきたいと思います。
汗が溜まるから!?
引用:https://www.brassiere-shorts.jp/pages/specialfeature/170528
あせもができる原因は、やっぱり「汗」ですよね。
この「汗」をかくというのは決して悪い事ではないのですが、一度に大量の汗をかいてしまうと、汗の通り道である汗管という部分が詰まってしまうんです。
スムーズに流れ出ることができなくなった汗は、皮膚の中に漏れてきてしまうということに・・。
汗の中には、たくさんの老廃物などが含まれているので、皮膚に大きなダメージを与えてしまうことになるんですね。
そして皮膚は炎症を起こし、あせもになってしまうのです。
このあせもは、身体の色々な部分にできるので、当然胸にもできてしまうというわけなんですね。
さらに、このあせもを悪化させる原因になってしまうのが、「黄色ブドウ球菌」という細菌!
この黄色ブドウ球菌というのは、私たちがかいた汗を栄養としているので、汗をたくさんかいてそのままにしていると、それを餌にしてどんどん増えていってしまうんですね。
そして、たくさん増えた黄色ブドウ球菌は、あせもを悪化させてしまうことになるんですね。
あせもは夏だけじゃない!冬でも要注意!
あせもができる時・・と考えてイメージするのは、やっぱりたくさん汗をかく夏ですよね。
確かに、夏にあせもができるというのがほとんどなのかもしれませんが、実は寒くて汗をかきにくい冬でも、あせもができてしまう事があるんです!
これは、ちょっとびっくりですよね。
では、どうして冬でもあせもができてしまうのか・・
冬というのは、肌が乾燥した状態が続きますよね。
乾燥して水分が不足している肌というのは刺激に弱いので、通常よりトラブルを起こしやすく、ターンオーバーも乱れがちに・・。
健康な肌を作るためのリズムが乱れてしまっている状態が続くと、肌表面に古い角質が残ったままになってしまう事になります。
これが、汗腺を詰まらせてしまうことにつながるのです!
汗腺が詰まってしまうという事は・・
そう、先程お話させて頂いたように、皮膚の中に汗が出てしまって、あせもの原因になってしまうんですね。
冬は絶対に汗をかかない・・ということはありません。
暖房が強めにかかっているような場所では、厚着をしているとじんわりと汗をかいてしまうという事もよくありますよね。
そして、夏場と違って、そのかいてしまった汗をそのままにしてしまうことも多いと思います。
特に、胸元にかいてしまった汗は、人前で拭くのは難しいですよね。
そのため、放置してしまってあせもになってしまう・・という事が多く見られるのです。
冬だから大丈夫!なんていう事は、なかったんですね・・。
どんな季節でも、油断してはいけないようです。
できてしまったあせもの対処法は?
引用:https://kumorinochihare.me/muneasemonikibi/
汗をたくさんかくことでできてしまうあせも。
早めにケアしてあげないと、どんどん酷くなっていってしまいますよね。
ここからは、あせもができてしまった時の対処法について、ご紹介していきます。
清潔な状態を保つ
あせもをキレイに治すためには、肌を清潔にするようにしなければいけません。
汗をかいてそのままにしてしまうと、先程もお話させて頂いたように、黄色ブドウ球菌がどんどん増えてあせもの数も増えていってしまいます。
そのようなことにならないように、まずは肌をキレイに保つように心掛けてみましょう。
汗をかいたら、なるべくすぐに拭き取って下さい。
この時に、乾いたタオルで拭くよりも、濡らしたタオルの方がしっかりと汗を拭き取ることができるので、おすすめですよ!
すでにあせもができていると、その部分はとてもデリケートになっているので、力を入れ過ぎず優しく拭くようにして下さいね!
洋服や下着が汗で濡れてしまっている場合、着替えをする事ができたら良いですね!
せっかく汗を拭き取っても、身に着けているものが汗まみれでは、また肌を汚してしまう事になります。
ですから、着替えることができる状況だったら、キレイな洋服・下着に着替えて下さいね。
炎症を抑えるローションをつける
引用:https://www.b-lab.jp/feature/0018/
肌をキレイにすることができたら、今度は炎症を抑えるケアをしていきましょう。
炎症が続いていると、どうしてもかゆみが強くなってしまい、うっかりかきむしってしまうなんていう事も・・。
あせもは、かけばかくほどかゆみが増し、どうしても我慢できずにかき壊してしまうと、どんどん重症化して治すのも困難になってしまいます。
ですから、辛いかゆみを抑えるために、消炎作用のあるローションを使ってみましょう。
こちらは薬ではないので、薬を使う事に抵抗のある方におすすめですよ!
ローションの他にはジェルなどもあるようなので、お好みで選んでみて下さいね。
酷い場合は薬も・・
かくことを我慢し、肌を清潔に保つように心掛けていれば、だんだん良くなってはきますが、どうしても時間が掛かってしまいますし、何よりそのかゆみを我慢するという事が苦痛ですよね・・。
そんな時には、薬を使うという事も必要になってきます。
薬局などでも販売されていますし、酷い場合には皮膚科に行って薬を処方してもらっても良いかもしれませんね。
かゆみを止めることができれば、かきむしって悪化させてしまうこともなくなりますし、何より早く治すことができるというのが嬉しいところですよね。
薬を使うのは何となくイヤ・・という方も多いかもしれませんが、あまりにも酷い場合には我慢をせず、薬の力を借りることも大切ですよ。
お風呂の温度はぬるめに・・
あせもが酷い時には、温度が高いお湯に浸かるのはやめておいた方が良いでしょう。
身体が温まり過ぎると、血流が良くなり、かゆみが増してしまいます。
かくのを我慢すればいいのかもしれませんが、かゆみが強いとなかなか難しいですよね。
ですから、あせもがしっかりと治るまでは、できるだけ身体を温め過ぎないようにした方が良いですね。
できれば、あせもがある間はシャワーだけにしたほうが良いのですが、どうしても湯船に浸かりたいという場合は、なるべく温度を低くして入浴するようにしましょう。
あせもを予防するには?
かゆくて辛いあせも、できてしまう前にしっかりとケアしていれば、予防することができます。
続いては、あせもを予防する方法を見ていきたいと思います。
清潔な状態を保つ
これは、あせもができてしまった時と同じで、とにかく肌を清潔にしておくということが大切!
汚れをしっかりと落としておかないと、汗管が詰まりやすくなってしまいます。
汗管が詰まってしまうという事は、汗がスムーズに外に出て行けなくなってしまうという事・・。
そして、肌表面が汚れているということも、雑菌が繁殖しやすい状態なので、汗をかいたらキレイに拭き取るという事を心掛けてみて下さいね!
ベビーパウダーをつける
引用:https://wakagaeri-nikki.com/baby-powder/
ベビーパウダーを使うのは、小さな子供だけ・・なんて思っていませんか?
このベビーパウダー、上手に使えばあせもを予防することができるんです♪
使う時に注意することは、肌がしっかりと乾いた状態の時につけるという事!
肌表面をさらっとさせてあげるためにつけるベビーパウダーですから、もともと濡れている状態でつけてしまっては、全く意味がありませんよね。
サラサラの状態で肌にのせて、汗をかいた時にそのベビーパウダーが汗を吸着してくれるという事が目的なので、ベビーパウダーをつける時には、必ず肌表面をサラサラな状態にすることを忘れないで下さいね。
そして、ベビーパウダーをつけたら、こまめに拭き取ってまたつけ直すという事も大きなポイント!
汗を吸着したベビーパウダーをそのままにしておくと、雑菌が繁殖してしまうこともあります。
ですから、いつでも清潔な状態をキープできるように、まめに拭き取ることができると良いですね。
いかがでしたでしょうか?
季節に関係なく、胸にもあせもができてしまうという事がわかりましたね。
あせもになってしまう原因、それは汗と汚れ・・。
こまめに拭き取ってキレイな状態を保つことができれば、あせもを防ぐこともできます。
もしできてしまった場合には、絶対にかかないようにし、治りが悪い時には早めに皮膚科に行くことが大切です。
酷くなってしまうと、しっかり治すのには時間がかかります。
ですから、あせもになってしまわないように、毎日肌を清潔にしてあげることが大切ですね!