バストアップには豆乳が効果的であると言うことを、女性なら1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
今回はバストアップに効果的な豆乳の摂取量やタイミングなどを紹介します。
引用:https://dnsk.jp/blog/beauty-and-healthy-strong-support-if-its-becoming-chilly-ill-drink-this
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なぜ豆乳はバストアップに効くのか
引用:http://andbi.jp/bustup-drink/
■バストが作られるメカニズム
女性の乳房には乳腺と呼ばれる細胞があります。
乳腺は「脂肪細胞」という細胞に守られており、バストが大きい人はこの「脂肪細胞」が多い人ということになります。
この脂肪細胞は、乳腺を保護するために作られるもののため、乳腺が発達することによって脂肪細胞を増やすことができるのです。
■女性ホルモンのエストロゲンが乳腺を発達させる
女性は排卵前になると、女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌量が増えます。
エストロゲンは乳腺の発達を促し、バストラインを形成したり、胸のハリを保つ働きをしてくれるのです。
つまり、エストロゲンが乳腺の発達を促すため、バストアップにつながるということです。
■豆乳に含まれる大豆イソフラボンはエストロゲンに似ている
豆乳には大豆イソフラボンという成分が含まれており、このイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンという成分と構造がよく似ています。
そして大豆イソフラボンはエストロゲンの代替の役割を行なってくれるため、豆乳にはバストアップの効果があると言われているのです。
エストロゲンを作り出すのは難しいですが、大豆イソフラボンは豆乳や大豆製品から簡単に摂取できるため、バストアップを目指す方には最適な方法です。
1日の豆乳の摂取量
引用:http://pure-style.net/meal/538/
大豆イソフラボンの1日の摂取量は70~75mgが安全だと言われています。
豆乳の量で考えてみると、メーカーによって異なりますが大体1日200mlを
1〜2杯程度が目安となります。
無調整豆乳であれば、1杯飲めば1日の摂取量に達します。
また大豆イソフラボンは大豆食品にも含まれているので、食事内容によっては豆乳の摂取量にも調整が必要となります。
バストアップに最適だからといって、過剰にイソフラボンを摂取しても吸収されずに体外に排出されてしまうので、結局は無駄になってしまうのです。
また、イソフラボンを過剰に摂取しすぎると、ホルモンバランスが崩れ、生理不順の原因にもなり、乳がん・子宮がんなどのリスクを上げたり、身体の機能にも影響を及ぼすため、摂取量を守って続けることが大切です。
調製豆乳の種類と効果
豆乳は無調整豆乳→調整豆乳→豆乳飲料の順番に大豆イソフラボンが多く含まれています。
それぞれの特徴と含まれる大豆イソフラボンの目安を説明します。
■無調整豆乳
無調整豆乳は大豆と水でつくられており、栄養豊富ですが、添加物なども一切使用されていないため独特の臭みと風味が残っています。
慣れていない人には飲みづらいかもしれません。
無調整豆乳に含まれる大豆イソフラボンの量は大体68mgとなっています。
■調製豆乳
調製豆乳は砂糖や塩などの化学調味料の他、乳化剤や香料などを入れて飲みやすく調整されているのものです。
若干豆乳の臭みは残っているものの、アレンジがきき、果物ジュースで割ったり、カフェオレの牛乳がわりに使用したりと、自分好みに飲みやすく調整することができます。
調製豆乳に含まれる大豆イソフラボンの量は大体50mgとなっています。
■豆乳飲料
豆乳飲料は調製豆乳にコーヒーや紅茶、フルーツなどを混ぜジュース感覚で飲むことができる豆乳です。
豆乳の臭みがなく、豆乳の使用量も上記の2つと比べて少ないので、苦手な方でも飲みやすいはずです。
調製豆乳に含まれる大豆イソフラボンの量は大体30mgとなっています。
■バストアップにはどの豆乳を飲むのが効果的か
いずれも大豆イソフラボンが含まれているため、どれを飲んでもバストアップ効果は期待できるでしょう。
バストアップには大豆イソフラボンの含有量が多い無調整豆乳が1番効果的だと思われがちですが、前項でも説明した通り、1日の安全な摂取量は70〜75mgとなっています。
無調整豆乳なら約1本、調製豆乳なら約1.5本、豆乳飲料なら約2本という計算になります。
飲む量を調節しながら実践することが大切です。
効果的な飲むタイミング
■朝は栄養の吸収率がいい
引用:http://logicaldiet.net/archives/92
豆乳を飲む際、バストアップに最適なタイミングは朝だと言われています。朝は栄養の吸収率が高くなっているため、豆乳の効果が一番期待できるのです。
■食事前
食事をとる前に体内に水分を入れておくことで、腸の働きを整えてくれるのでお通じにも効果があります。
また豆乳は低GI食品のため血糖値を下げ、糖や脂肪の吸収を緩やかにし、ダイエット効果も期待できます。
■おやつ代わりに摂取する
毎日のおやつを豆乳に置き換えることで、大幅なカロリーカットになり、栄養もたっぷり摂取することができます。
女性ホルモンの分泌量は排卵前を除くと1日で大きく変化する時間などはありませんので自分の取り入れやすい時に摂取することが1番です。
どれくらいで効果が出るのか
豆乳を飲み始めてすぐに効果を感じた人もいれば、なかなか効果を実感できない方もいます。
なかには2年かかって、ようやく2カップバストアップしたという方もいました。
効果を実感するまでの期間にはやはり個人差があるようです。
なぜこのように個人差が出てきてしまうのかというと、豆乳でいくら大豆イソフラボンを摂取しても、その成分を阻害する要因が存在しているためです。
豆乳の効果を最大限発揮するには、豆乳を飲むこと以外にも、バストアップを阻害する要素を解消していかなければなりません。
バストアップを阻害する要因
では、バストアップを阻害する要因とはなんなのでしょうか。
■ホルモンバランスが崩れている
豆乳を飲んでも効果が出ない場合、原因はいくつか考えられますが主な要因はホルモンバランスが崩れることにあります。
バストアップには女性ホルモンの分泌が必要となるため、ホルモンのバランスが崩れてしまうとバストアップの効果はなかなか出なくなるのです。
具体的にホルモンバランスの崩れる原因をあげると、不規則な生活やストレス、ダイエットによる無理な食事制限や睡眠不足などです。
こういったホルモンバランスが崩れてしまう原因を解消していくことで豆乳によるバストアップの効果を引き出すことができるのです。
規則正しい生活、笑う・泣くなどのストレスの発散、十分な睡眠をとることがバストアップには重要となります。
■冷え症
引用:http://column.asken.jp/purpose/purpose-1213/
ホルモンバランス以外にも冷えなどで血行が悪いと、大豆イソフラボンがバスト周りに届かず女性ホルモンの分泌が低下し、バストアップの効果は期待できなくなります。
マッサージをしたり、長めにお風呂に入るなど、血流が良くなるよう努めましょう。
■大胸筋が衰えている
大胸筋は胸を支えるための筋肉です。
せっかく豆乳を飲んで、脂肪細胞が増えても大胸筋が発達していなければ意図しない場所に脂肪がついてしまいます。
ままた、姿勢が悪いだけでも、大胸筋は萎縮してしまうので姿勢を整えて生活するだけでも効果は変わってきます。
【見出し6つ目】豆乳を飲む際の注意点
豆乳の効果を高める飲み方を紹介します。
■豆乳を温めて飲む
冷たい状態で飲むと、身体を冷やし腹痛を引き起こす原因にもなります。
そこで豆乳を温めることで、消化・吸収を促し身体にも負担をかけずに飲むことができます。
豆乳は温めても、栄養価はほとんど変わらないので身体への負担を少しでもなくすために温めて摂取してみてください。
■ヨーグルトといっしょに摂取する
引用:http://sinsin-kenkou.net/archives/2717
豆乳に含まれる大豆イソフラボンは分子量が大きく、そのまま摂取すると吸収がしづらいと言われています。
しかし、ヨーグルトとプラスすることで善玉菌が腸内の働きを活発にし、イソフラボンの吸収も良くなります。
豆乳を飲む際の注意点
これまで豆乳がバストアップに及ぼす効果などを紹介してきましたが、中には豆乳の摂取を推奨されない方も存在します。
豆乳を飲む際の注意点を紹介しますので、健康的にバストアップを目指すためにも当てはまる方は摂取の際に十分注意をしてください。
■妊娠中、授乳中の方は控える
妊娠中の方、授乳中の方が大豆イソフラボンを取りすぎると、胎児の生殖機能が十分に発達しない可能性や、遺伝子異常がでる可能性があると言われています。
普段の食事以外からのイソフラボンの摂取は、食品安全委員会からも推奨されていないため、控えたほうが懸命です。
■大豆アレルギー
豆乳の原材料は大豆なので、アレルゲンがあります。
大豆アレルギーと医師から診断されている方や、豆乳を飲んで身体に不調が出た場合は豆乳の摂取は控えましょう。
■花粉症の方
花粉症の方で豆乳を摂取した際に「口腔アレルギー症候群」を引き起こす方がいます。
口腔アレルギー症候群では主に、直接接触した唇や舌、喉が痒くなったり、ひどい時はかゆみや腹痛などの症状が出ることがあります。
大豆アレルギーの方と同様に、少しでも身体に不調に出た場合は豆乳の摂取は控えましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
豆乳によるバストアップの効果は個人差がありますが、豆乳を飲むこと以外にもホルモンバランスの改善や、大胸筋を鍛えたりなど他の方法と併用することで、豆乳の効果を発揮することができます。
手軽に実践できるため、イソフラボンの効果を活用して憧れのバストに近づきましょう。