サプリメントや食材からバストアップに有効とされる成分を摂取する方が効率よくバストアップを目指すことができます。

今回はバストアップに必要な成分についてご紹介していきます。

バストアップのメカニズム

引用:http://hdmovtube.com/entry6.html

そもそもバストアップのメカニズムを知らないと、有効な成分がどのようにバストアップに向けて作用するかなどイマイチピンとこないと思います。

そのため、まずはバストが大きくなるメカニズムについてご紹介します。

バストの作り

バストの構造は1割の乳腺と9割の脂肪です。バストについている脂肪が多ければ多いほど大きなバストになります。

乳腺とは、母乳を分泌するためにある腺のことです。

バストについている脂肪は乳腺を守るためについているため、乳腺が増えることでバスト周りの脂肪が増えます。

つまり乳腺を増やすことが結果的にバストアップにつながるということです。

乳腺を発達させるには?

では、その乳腺を発達させるにはどうすれば良いのでしょうか。

ここで登場するのが、『女性ホルモン』です。

特に胸を大きくする働きのある『エストロゲン(卵胞ホルモン)』と『プロゲステロン(黄体ホルモン)』の2種類が重要となります。

まず『エストロゲン』には、子宮内膜を厚くする作用があり、このタイミングから受精卵が着床できるように子宮を整える働きをします。

エストロゲンは生理後に増加し、生理前になると減少します。

また、エストロゲンにはバストやヒップに皮下脂肪を増やすことで女性らしい丸みを帯びたボディラインを作る働きや、ハリのある美しい肌を作ったりする働きがあります。

そして、エストロゲンの分泌量で乳腺の量が決まるためバストアップにも欠かすことのできないホルモンとなります。

そして次に『プロゲステロン』には、受精卵の着床率を底上げし、妊娠と出産をスムーズに行う役割を持っています。また、プロゲステロンには前述した『乳腺』を増やす働きがあります。

乳腺が増えれば、その乳腺を守るためのバストの脂肪も増え、バスにハリが出ます。

生理前にバストが張るのは、この『プロゲステロン』の作用が大きく影響しているのです。

バストアップに関わる成分

引用:http://www.carrerao2centrowellness.com/popular-with-individuals-who.html

一言にバストアップに必要な成分とはいっても、バストアップをサポートする成分には様々なものがあります。

バストアップに直接的に影響を及ぼすものと間接的に影響するものに分かれ、作用もそれぞれ違います。

女性ホルモンの分泌をうながすもの

バストアップにはホルモンバランスがとても重要になります。

特に前項のエストロゲンやプロゲステロンはバスト周りに大きく影響をするものだということは、理解いただけたとおもいます。

その女性ホルモンの分泌を促進させたり、働きをサポートする成分を摂取することで直接的にバストに影響を及ぼす成分です。

血行促進し間接的にバストアップを促す成分

バストアップにはバストアップに有効な成分の摂取をすることはもちろん、それらの成分がしっかりと血液にのってバスト周りに届くように血流などを整えておく必要があります。

代謝や冷えなどの対策を行い、バストアップを間接的に促す成分をとることも重要です。

じゃあバストアップに必要な成分って?

バストアップには乳腺を発達させ、脂肪を増やす必要があるということが理解できたところで、早速バストアップに必要な成分を紹介していきます。

イソフラボン

引用:https://doctors-me.com/doctor/symptom/80/column/4435

イソフラボンとは大豆食品によく含まれている成分の一種です。

イソフラボンは前項で紹介した『エストロゲン』と似た働きを行うことからバストアップに有効とされています。

例えば、乳腺の発達を促進し、脂肪が増えることでバストアップを促したり、女性らしい丸みを帯びたボディラインの形成や、新陳代謝を活発にし、バスト周りの栄養が届きやすくなるなどです。

また、不足したエストロゲンを補う形でイソフラボンを摂取することで精神状態も安定し、バストアップに悪い影響を及ぼす、ホルモンバランスの乱れなども軽減することができます。

そのほか、女性ホルモンの現象が原因で引き起こす骨粗鬆症や更年期障害などの対策にもなるため、女性にはいいことずくめの成分だと言えるでしょう。

ビタミンE

引用:http://column.asken.jp/nutrient_dictionary/nutrient_dictionary-648/

バストアップするためには『イソフラボン』は欠かさずに摂取していただきたい成分ですが、『イソフラボン』だけでは効率的とは言えません。

ビタミンEには、エストロゲンをサポートする働きがあります。

また別名「若返りのビタミン」とも呼ばれるほどの美容効果を持つ優れた成分なのです。

ビタミンEには強い抗酸化作用があります。

ビタミンEが活性酸素によって酸化され、正常な細胞を維持することで老化や肌荒れなどの防止となります。

またこの抗酸化作用には血液にも働きかけてくれるため、血液が酸化から守られることにより、血管の内壁が保たれ、血流と血行が良くなります。

血行が良くなることで、バストアップに必要な成分(エストロゲンなど)がバスト周りにしっかりと届くようになるため、バストアップのサポート役として適任な成分なのです。

ちなみに、万病の元とも言われている『冷え』も実はバストアップを阻害する原因の一つです。

ビタミンEで血行が良くなることで、新陳代謝が良くなり冷えの改善にも期待が持てます。

もちろん冷えの改善はバストアップの効果にも影響してきますので、効率よくバストアップを目指すのであればぜひビタミンEも摂取してください。

ビタミンEは魚介類やナッツ類など、食材からの摂取もできますが、ひまわり油やサフラワー油などの植物油などからも摂取が可能です。

タンパク質とアミノ酸

引用:http://cp.glico.jp/powerpro/protein/entry04/

タンパク質にはバストアップとは直接の関係はありません。

しかしタンパク質には血や筋肉を作る大切な役割があります。

筋肉の発達が低下するとバストの土台である大胸筋も衰え、バストが下垂してしまったりハリがなくなってしまうためバストのサイズダウンの原因にもなってしまいます。

つまり、乳腺が発達し、バストの脂肪が増えても、しっかりとした土台(大胸筋)が衰えていれば、バストは大きく見えないということです。

また、たんぱく質を構成する要素で、アミノ酸というものが存在します。

口から入ったたんぱく質は、このアミノ酸に分解され、まず肝臓に集められます。

その後、遺伝子の情報をもとに血液や筋肉、脳や神経伝達物質やホルモンなどに作り変えられ、私たちの身体をつくる大切な役割を行います。

もちろん、アミノ酸によって血液が正常に作り出されなければバストアップに必要な栄養素がバスト周りに届くこともありません。

そのためバストアップにも必然的に必要な要素となるのです。

特にアミノ酸の中でもアルギニンにはバストアップに有効的な「成長ホルモン」の合成や分泌を促進する働きがあります。

胸の中の乳腺内には「ラクトゲン受容体」と呼ばれる、バストアップを促進させる器官が存在します。

アルギニンにより「成長ホルモン」の分泌が活性化することで、このラクトゲン受容体と結びつく確率があがるため、乳腺が発達します。

乳腺が発達することで周りの脂肪も増えていくため、バストアップにつながってゆくのです。

ボロン

引用:http://xn--l8j2b5as2b7b.com/tag/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%99%E3%83%84/

意外と知られていないのは、キャベツにも含まれている『ボロン』という成分です。

女性タレントの平山あやさんがキャベツを食べてバストアップをしたという話が一時期話題となっていましたが、それはキャベツに含まれるこのボロンが原因かもしれません。

ボロンとは英語名で日本語名では『ホウ素』と呼ばれています。

キャベツやリンゴ、海藻類によく含まれています。

ボロンは直接的にバストアップへ影響を与えるわけではなく、前述のアミノ酸やたんぱく質同様に間接的にバストアップのお手伝いをしてくれます。

ボロンは私たちの体内にある、少量のミネラル成分です。

このボロンにはエストロゲンの分泌を促進させる作用があります。

ボロンを体内に入れると、血液中のエストロゲンの濃度が役2倍になると言われており、その作用でバストアップにつながるといわれています。

しかし、ボロンには弱点があり、熱に弱いという性質を持っています。

そのため、バストアップ用途でボロンを摂取する際には、ボロンで含まれている食材を生で食べる必要があります。

またエストロゲンの過剰分泌は、乳がんになる確立をあげてしまうため過剰な摂取は控えながら取り入れることが大切です。

過剰摂取は禁物!その他の方法と併用すると吉

引用:https://beauthylab.jp/237

バストアップに有効な成分をここまで紹介しましたが、必要以上の摂取は身体の健康に影響を及ぼす可能性もあります。

特にイソフラボンなど、ホルモンバランスに影響を及ぼすものに関しては摂取時期や摂取量に細心の注意を払ってください。

成長期で生殖器が未発達の学生さんや婦人科系の罹患者さんは医師に相談し、なるべく行わないようにしてください。

あくまで、バストアップのサポート役として他の方法と並行して行うことでバストアップを効率的に行うことができます。

用量を守って、バストアップに有効活用し、美しいバストを目指しましょう。